DBGT感想 その1  ( 2004/9/21 UP )

1996年から1997年のGT放映当時、パソコン通信(Nifty)のGT会議室に書いていた感想です。今現在の感想というのは中々書けませんので、リアルタイムで観ていた頃を思い出し、昔のデータから発掘してきました。多少の編集はしましたが、ほぼ当時の書込みのままですので、わかり難い表現が多々あると思います。また、当時小学校低学年だった息子の感想や家族の反応なども入っていたり、非常に私的な部分もあります。それでも、GTという作品が初めて世に出た当時を懐かしんでUPしてみました。文中の顔文字の多用は、パソコン通信時代の産物として笑ってお許し下さい。

東映アニメーションHP内の
GTサイト に、GT各話のストーリー紹介(プレイバックDBGT)などがあります。

その1
タイトル紹介>第1話〜第28話
悟空の瞳が…>第29話
感想…>第30話
パンちゃん始動!>第31話
ブウの思い>第32話
ウーブがチョコに…>第33話
パンの涙と地球の記憶>第34話
ブルマが恐い…>第35話
逆上する大猿ベビー>第36話
悟空のハッタリ…?>第37話
生きていたウーブ>第38話
悟空が敵を倒す時…>第39話
その2
仕切るベジータ(^^;)>第40話
天下一武道会開催>第41話
感想…>GTスペシャル
地獄のそっくりさん>第42話
地獄の戦い現世の戦い>第43話
生ある者の勝利>第44話
パンちゃん奮起>第45話
悟空vs17号>第46話
17号の最後>第47話
神龍の逆襲?>第48話
感想…>第49話
ショートが怖い!>第50話
その3
感想…>第51〜53話あたり
親子3代でGTをみる>第54・55話
タイトル紹介>第56話・第57話
久しぶり皆さん集合>第58話
ふたりの超サイヤ人4>第59話
久しぶりの青空>第60話
余裕の一星龍>第61話
悟空と四星龍の計略>第62話
感想…>第63話・最終回
ドラゴンボールの歳月に感謝


 タイトル紹介>第1話〜第28話 

第1話〜第28話は感想を書いていませんので、タイトル紹介のみです。

 1996年2/ 7 放送 第1話 「謎のDB出現!!悟空が子供に!?」
 1996年2/14 放送 第2話 「主役は私!パン宇宙に飛び立つ!!」
 1996年2/21 放送 第3話 「超ガメツイ!!商人の惑星イメッガ」
 1996年2/28 放送 第4話 「ウォンテッド!!悟空が指名手配!?」
 1996年3/ 6 放送 第5話 「強いヤツ見っけ!!用心棒レジック」

 1996年3/13 放送 第6話 「ちょっとイテえぞ!?悟空の歯医者」
 1996年3/20 放送 第7話 「愛しのハニー!?花嫁はトランクス」
 1996年4/17 放送 第8話 「悟空もドッカン!!おひげパワー全開」
 1996年4/24 放送 第9話 「シマッタ!!悟空飛び込む罠の星!?」
 1996年5/ 1 放送 第10話 「踊ってアタック!?ボンパッパー!!」

 1996年5/ 8 放送 第11話 「ルードの呪い!?人形にされたパン」
 1996年5/15 放送 第12話 「神のお告げは超迷惑!!ルード起動」
 1996年5/22 放送 第13話 「こいつが親玉!?謎の科学者ミュー」
 1996年6/ 5 放送 第14話 「リズムはバッチリ!?ルード攻略!!」
 1996年6/12 放送 第15話 「もうグレてやる!!パンの家出!?」

 1996年6/19 放送 第16話 「マシン惑星M2…裏切りのギル!?」
 1996年6/26 放送 第17話 「パンにおまかせ!悟空救出作戦!!」
 1996年7/10 放送 第18話 「データにゃないぜ!!悟空の超本気」
 1996年7/17 放送 第19話 「出陣!!最強ミュータント・リルド」
 1996年7/31 放送 第20話 「たまげたぞ!!悟空を襲う金属津波」

 1996年8/14 放送 第21話 「何てこった!!金属板になった悟空」
 1996年8/21 放送 第22話 「暴かれた野望!!邪悪生命体ベビー」
 1996年8/28 放送 第23話 「隠された危機!?難破船と謎の少年」
 1996年9/ 4 放送 第24話 「ベビー逆襲!!狙われたサイヤ人!!」

 1996年10/16 放送 第25話 「大変だ!!地球にベビーが現れた」
 1996年10/30 放送 第26話 「悟飯と悟天…最悪の兄弟ゲンカ!?」
 1996年11/ 6 放送 第27話 「野望完成!?乗っ取られたベジータ」
 1996年11/13 放送 第28話 「悟空帰る…地球は全部オラの敵!?」

この頁の目次へ戻る


 悟空の瞳が…>第29話 

1996/11/27 放送 「超ヤバイ!?超サイヤ人3敗れる!!」

ベジータの体を手に入れたベビーを前にして、超サイヤ人3も力及ばず、しかも子どもの体では3を持続する事も出来なかった。思いあまってか相手の腕に噛みつく悟空。全体にいつもより幼い感じを受けたせいか、叩き付けられても、叩き付けられても起きあがる悟空に、少年の頃を思わせるものがありました。
そんな闘いの中で見せる、笑みを湛えた、ちょっと危なそうな黒い瞳‥‥(一瞬、あしたのジョーが頭をよぎってしまった)遂にあの、尾のあるサイヤ人へ覚醒の序曲かと思ったが、ちょっと気が早かったようでした(^^;)

結局、パワーアップしたベビーの攻撃を受け、その気も感じられなくなってしまった悟空だが、ブーにそれを知らされた時のパンちゃんの反応が物足りなかった。口パクだけで「おじいちゃんが‥‥」って言ってもねぇ。だいたいブーの体内で顔しか描かれて無いんだから、もう少し表情で「おじいちゃんが‥‥」って気持ち出して欲しかったように思いました。

ベジータは声も姿もすっかりベビー(;.;) 堀川さん声も当分聞けないのかな。今回の「ビックバン・アタッーク!」だけは堀川さんの声に聞こえましたが、何だか暫く耳に残ってしましました。それにしても「ビックバン・アタッーク」って聞く度に何だか恥ずかしくなってしまう私です(^^;)

そして、今後の展開はどうなるんだろう?と思ったら、拍子抜けする様な次回の予告(・・) 「おらは死んじまっただ」って昔そんな歌もあったし‥‥、すごろくに勝てなゃって、妙に明るい時空の狭間? 思わず笑ってしまいました。さて、時空の狭間で何に出会い、何を掴むのでしょうか?

この頁の目次へ戻る


 感想…>第30話 

1996/12/4 放送 「悟空消滅!?オラは死んじまっただ」

悟空が、時空の狭間に落ちてしまったとは云えとりあえず死を免れたのは、界王神さまが救助に向かったおかげだったんですね。老界王神さま、お懐かしや・・・異界の事もお見通しな存在だから不思議は無いのですが、まさか登場するとは思って無かったので驚きました。

地球では、悟空おじいちゃんが死んじゃった上に、折角あつめたDBがベビーに使われてしまって再び消滅の危機が迫るし、ショックを受けて涙が止まらないパンちゃん。サタンじいちゃんに促されてに西の都に行ったものの、トランクスまで操られてると知って、また涙が・・・負けるな、パンちゃん!しかし、「泣いててもはじまらない」って、サタンじいちゃんからそんな台詞を聞くとは何か意外でした。

すごろく空間の主と生死を掛けたゲームに挑んでいる悟空。これが息子は面白かったようで、穴に落ちまいと必死になる所や(鍵盤叩く様に動く指など特に)、吹き上げる炎で焦げて落ちてくるなんか大ウケしてました。ウチの子って、ドタバタな災難に遭う話が好きみたいです(^^;)私は注射器を持ったチチが現れた時には、悟空ってそんに彼女が恐いのかなぁ、とチチがかわいそうになってしまったんですけど。だってスーゴロは悟空の潜在意識が読めたから恐い物がわかったんだろうと思うんですもの。

そして、ベジータはあの姿だし(;.;)
だいたい間違っても女房の肩なんか抱いて歩かない人なのに(EDみたいに)ブルマとあのツーショット。ブルマだって、男の傍らに侍るような性格じゃないのにね、操られてるって悲しい(;.;)しかし、操られても宇宙船にカプセルコーポのロゴを入れてるのは凄い。

この頁の目次へ戻る


  パンちゃん始動!>第31話 

1996/12/11 放送 「アッと驚く!?スゴロク空間大崩壊」

最初の方を見そびれてしまったら、すでに双六空間は崩壊し始めてるし、スーゴロは親子狸になってるし、速い展開でしたね。息子に聞いたら、子狸がサイコロで、空間崩壊は悟空が発した言葉の為とか? 後でビデオみて確認しときましょう(^^;)

悟空が時空の狭間に落ちた時には、そこで何か(尾のある姿へのきっかけとか)をつかむのか、と思ってたのですが、あの親子狸との出会いだけで、結局レベルアップは界王神界での妙な(?)修業でという展開になって、あの双六空間って一体何だったのでしょうか・・・。

地球では、無惨なギルの姿を見つけて、また涙するパンちゃん。しかし、ギルをリュックに入れて、再びあのバンダナを髪に巻くと、闘うパンちゃんの表情に! 女の子は泣いてからが強いんだったよね! サタンじいちゃんとブーを従えて、ツフル星侵入に成功。みんなをベビーの支配から救おうと、ベビーの卵を体外に出すために下剤を口に投げ入れる作戦に出るのだが、ビーデルに見つかって阻まれてしまう。おまけに悟飯はベビーの命令でパンちゃんを殺そうとする・・・。

老界王神の玉でその様子を見た悟空は、パンを助けに行きたいと願うが、「今の力ではベビーに勝てない」と界王神に反対されてしまう。と、その時、悟飯を阻止する一撃を加えた者が! 一瞬、トランクス!? とか思ったのは私だけでしょうか・・・
しかし、それは何と、ウーブくんだった。あらあら、ちょっとガッカリしたけど、彼もカッコよかったです。

とにかく今回は、パンちゃんが復活してくれたので嬉しかった(^_^) ギルもどうなっちゃうのかな?

この頁の目次へ戻る


 ブウの思い>第32話 

1997/1/8 放送 「悟空を返せ!!怒りの戦士ウーブ」

久しぶりのGT、息子とふたりで楽しみにしてました。(ほぼ1ヶ月ぶりの放送でした)

今回の主役はブウでしたね。ブウって登場した時は、恐ろしい奴のはずが何か憎めない容姿で肩すかしを食った様に感じましたが、そこがDBらしいとも思ったものです。

動機が不純だったっとはいえ、ブウと一所懸命コミュニケートするサタンも好きだったので、「サタン大好き、ずっと友だち」って別れていくブウの姿しみじみと眺めてしまいました。ウーブとひとつになって、もうあのブウは見られないのかと思うと、ちょっと寂しい。身を犠牲にしてウーブを助けて、合体しようと彼に話しかける所は、何だかウルトラマンとハヤタ隊員みたいだなぁーと思いながら見てましたが(^^;)

ところで、ベビーはウーブに叩きつけられ、トランクスや悟飯たちに駆け寄られた時、「せっかく楽しんでいたのに」と機嫌を損ねてますが、闘いを楽しむ感性ってベジータのものなんでしょうか。ベビーはサイヤ人に恨みを晴らす事とその為に最強になる事を求めていたから、強さを確かめたいって事なら有ると思うけれど、闘いを楽しむ気持ち持ち合わせていたのかなぁ? あのベジータベビーの中に、少しでもベジータらしさを探し出そうと、少々空しい努力をする私・・・(ーー;)

それにしても、ベビーって、操ってるわりには悟飯たちを自分の意のままには動かせて無いんですね。ベビーに従ってはいても、行動は自分の判断でしてる部分もあって、その判断力ってその個人の個性から来てるのかなぁ?

あの3人を排除しちゃって「作戦会議」たって、他にどんな部下を率いているのでしょうねぇ、と疑問に思うのでした。息子もみんな敵になっちゃって「つまんない」と言ってますが、これを機会に私も早く悟飯たちに正気を取り戻してほしいと思います。

最後に、はじめて気付いたこと。老界王神さまは、若い方の界王神さまをキビトって呼んでましたが、合体してからの名はキビトになっちゃってたんですね。何か、界王神さまかわいそ(^^;)

この頁の目次へ戻る


 ウーブがチョコに…>第33話 

1997/1/15 放送 「くらえベビー!新生ウーブ必殺光線!!」

年末の31話で颯爽と格好良く登場し、年末年始のお休みで時間が開いた事もあって、どうなるのか期待感が大きかったウーブ君。前回のブウとの合体もいいお話で、さてこれからが見所よ!と思ったのに・・・。意外とあっさり決着が着いちゃって、ガッカリでした。

ウーブ君の口から「チョコになれ!」って聞いた時には、「君もその手が使えるのね」と喜んだのに、自分が放った光線を押し返され、チョコになってベビーに噛み砕かれちゃうなんて(;.;)
ベビーが簡単にチョコにされるとは思わなかったけれど、もう少し見せてくれると思ったので、まさかの逆転劇って感じで、もう目が点(・・;) 主役は悟空なんだし、遂に尻尾も生えて大猿になったという事で、悟空の活躍に期待する所なんですが、ウーブ君ショックで悟空があんまり目に入ってない、今回の私でした(^^;)

巻き添えくってチョコになった市民の皆さんは、どうなるのでしょう?

この頁の目次へ戻る


 パンの涙と地球の記憶>第34話 

1997/1/22 放送 「変身失敗!?悟空の大ザル大暴れ!!」

先週はちょっと、唖然としてるうちに終わってしまいましたが、今回は、久しぶりに、ゆっくり楽しませて頂きました(^_^) 

大猿悟空を目の当たりにして、ベビーは忌まわしいプラント星での出来事を再び回想しますが、冷や汗タラリの様子からすると、憎しみより恐怖が蘇ったみたいですね。それで多少は怯んだのか、大猿悟空がとにかく強いのか、口ほどにも無く追い詰めれて行くベビー。無敵を誇って君臨していた彼にも遂に翳りが・・・。

しかし、敵はベビーとわかってたのかもしれないけど、理性を無くした大猿悟空は単なる破壊者になり、人々を恐怖に陥れてしまいました。そんな中、サタンの制止を振り切って、悟空に近づくパンちゃん。おじいちゃんへの信頼感と愛情から、理性を取り戻させようと一所懸命になるの所がいじらしくて、可愛い。あの4才の時の道着や写真、いったい何時からパンちゃんは持っていたのかなぁ。もう彼女にとっては、お守りであり宝ものだったのでしょうね。宇宙でもずっとリュックに忍ばせていたのかしら?

この所、速すぎる展開に物足りなさが残る事が多かったので、今回の悟空とパンのやり取りじっくり見せてくれた演出は、ほんとに落ちついて楽しめました。最後の天下一武道会以前の、あの写真からの回想シーンも、ほのぼのとふれあっていた悟空とパンの、そして他のみんな姿が見られて良かったです。なんだか、そのままEDの時間へと流れていくように思えました。そして今日のパンちゃんは、天下一武道会で、おじいちゃんと泣いてわかれたあの時にパンちゃんにつながってました。

漸くパンの思いが通じて、悟空は理性を取り戻し、遂に更なる変身へ! 次回が楽しみです(^_^)

何だか、これまでの気の重さが無くなってホッとしました(^。^)ハァ ベビーの独裁者モードが消えたからかな・・・。

この頁の目次へ戻る


 ブルマが恐い…>第35話 

1997/1/29 放送 「最強!!悟空が超サイヤ人4に!!」

パンちゃんのおかげで理性を取り戻し、超サイヤ人4となる悟空・・・。変身の過程で描かれた、地球に向かって手をかざす大人の悟空が格好良かった。「かっこいい‥」「ホントにおじいちゃんなの‥」パンに応える悟空の表情は自信に満ちている。でもちょっと恐い・・・。

気を感じて、ベビーのもとに向かった悟空は、ベビーの傍らに、すっかり操られたブルマの姿を見て、怒りを新たにする。このブルマが、ベビー以上に恐いと思ってしまった私。洗脳され、ボスに忠実な余り、ボスの望む以上の暴挙に出てしまう参謀・・・こう云う危ない人って歴史上にもいそうで恐い。それにしてもブルマってやっぱり天才だわ、悟空が大猿になってる間のあんな短時間で、ブールツ波増幅装置を作ってしまうとは(゚゚)

尻尾が無いのに無理に大猿と化したベビーは、理性もなく暴れ回りそうですが、大猿になったら尻尾あるのね。でも、あれを切ってもダメなんでしょうね。

超サイヤ人4、小1の息子には本編に登場するまで教えなかったのですが、OPの絵を見て、身体が大きいのでまさか悟空とは思ってなかったらしく、ベビーの仲間かと思っていたらしい・・・それが、悟空と知ってからは、「一番強いはの超サイヤ人4だよね」とか言ってウキウキしながら見てるので、我が子ながらゲンキンな奴だと思う(^^;) 「おめえのパンチがくすぐってーんだよ」この台詞が気に入ったらしく、自分でも口に出しては、一人で喜んでいた・・・。よくわからん(^^;)

息子の疑問、今の悟空は超サイヤ人なのに何故黒髪なのか? そう言われればそうですが、尻尾があるので、今までの超サイヤ人とは違うのでしょうね。ひょっとして、その昔サイヤ人の皆さんが伝説と言ってたのは、今の悟空の姿では・・・。

この頁の目次へ戻る


 逆上する大猿ベビー>第36話 

1997/2/5 放送 「不死身の怪物!?凶悪大ザルベビー」

すっかり理性を失って、神龍に願って手に入れたツフル星を、自ら破壊し尽くしてしまうのかと思われた大猿ベビー。超サイヤ人4となり瞬間移動も可能になった悟空は、そんな只の大猿と化したベビーとの闘いの場を、界王神界に移そうとしたが・・・界王神様たちの慌てぶりがおかしかった。

界王神界へ瞬間移動、そんなブウ編と同じ展開? と思わせておいてからの大猿ベビーの高笑い。何とベビーの理性は保たれていた・・・ベジータも昔大猿になった時は理性あったのにな、無理に大猿になった今はその影響ではなく、あくまで肉体はベジータでも、意識はベビーなのね(;.;)

ブルマにいきなりブルーツ波増幅装置使われた時は、理性に自信が無くて結構うろたえてたくせに、偉そうな態度のベビー。
誰のおかげで大猿になれてると思ってるの、まったく! 先週は先週で尻尾が無いからって「出来損ないのサイヤ人」とか言うし、勝手にベジータの身体を利用しといて失礼な奴よね。(ベビーに文句言っても無駄だけど・・・)

いい気になってる所に、悟空から背負い投げ(背負ってはいないけど(^^;)を掛けられ、怒るベビー。はじめ、悟空何走ってるんだろ?と思ってしまった私ですが(^^;)、 会心の一本って感じでした。

怒りと憎しみで悟空に対するベビーは、無理に大猿になった影響もあるらしく、しだいに理性を失っていき、逆上した攻撃をしかけようとする。ツフル星の事も念頭に無くなってるのか、目前の悟空に自分の怒り憎しみをぶつけることだけが目的になってしまったベビー。ずっと私の気を重くしていた、全宇宙ツフル化計画って、結局何だったのだろう? と思いながらの今回でした。

それから・・・
先週はベビーの、今週は悟空の、脳裏をよぎるだけの登場でしたが、ベジータの顔が見られてよかった(^_^)  今回のベジは若々しかったですね。

トランクス、悟飯、悟天の3人も消息がわかって一安心。次回は正気を取り戻しそうですし・・・界王神様、頑張って下さいね。

この頁の目次へ戻る


 悟空のハッタリ…?>第37話 

1997/2/12 放送 「壮絶!!ベビーと悟空ダブルKO!!」

超ギャリク砲で叩きつけた悟空に、満身の力を込めてとどめを刺そうとするベビーですが、悟空から受けた10倍カメハメ波が、予想外に身体の自由を奪っていた様子。衝撃は堪えたものの、ダメージを受けた身体で力を出そうと集中した為に、一気に消耗し脱力したのかもしれないけど、何か唐突な現象で、見てる私の方が力抜けちゃいました(^^;)

悟空vsベビー、双方気絶する場面も、考えたらお互い殆ど余力を無くしている状態なので、あんなものかもしれないけど、ふたりとも案外元気そうに立ち上がったので、「エッ!あれだけ?」って物足りなく感じました。超サイヤ人4、かなり強いはずですよね。ベビーもそれを手こずらせるほど強い。だから相打ちになるという展開なのに、強さがわからん(;.;)考えないと納得出来ないKOまでの過程、見てるだけで納得したかったです。

ベビーが気を失ってる間に、トランクスたちを超神水で元にも戻そうとする界王神さま、天界での行動が結構ドジでおかしかったです。目覚めたトランクスくん、「界王神さま」とつぶやいたけれど、面識あるんでしたっけ? 界王神さまとキビト、別々の時は、武道会場でも見かけてるでしょうが、合体した後は会って無いような気が・・・よくわかったねぇ。

それはさておき、トランクスがベビーのもと向かっている間に、ブルマは再びブルーツ波増幅装置を使ってベビーにパワーを与え目覚めさせます。ベビーに忠実であると同時に、ツフル人の心を一身に植え付けられて、ベビーさえ目的のために利用してるのではないかと思わせほど、復讐鬼と化してしまったブルマ(;.;) はやく正気に戻ってくれー。

ベビーの前に、こちらもやっと立ち上がった悟空。実はもう殆どパワーを残していない。ベビーにかける言葉は、ハッタリ・・・。
スー五郎じゃないけど、界王神さまに聞くまで、あれがハッタリなのかどうか私にもわからなかったよー(^^;) 悟空、何か考えがあってハッタリを言ってるのかぁ? そんなにベビーを挑発して、どうする気なんだろう・・・。

トランクスが駆けつけているし、悟飯たちも復活したようだし、次の展開に期待したい思いだったのに、予告編見てちょっと・・・。
超サイヤ人4のダメージ回復にはキビト界王神の力も及ばないみたいなので、仙豆もデンデの力もダメなのね。やっぱりサイヤパワーが必要なのね。でもね、みんな、悟空にパワー送るだけで闘わないの?

戦闘シーンが好きでDB見てきた訳ではないのですが、やっぱり戦闘はそれなりに見せてほしいなーと思う、今週でした(^^;)

この頁の目次へ戻る


 生きていたウーブ>第38話 

1997/2/19 放送 「みんなの力で…超サイヤ人4復活」

そんなハッタリ言って、悟空どうする気なの? と不安のうちに迎えた今回。一撃でベビーにハッタリを見破られ、窮地に立つ悟空・・・。「やっぱ、奇跡は起きねえ、か・・・」って、悟空が奇跡に期待してどうすの(;.;)

しかし、「か・・・ 」を継ぐように、ボコボコにやられる悟空を見かねて、サタンじいちゃんの制止を振り切り、ベビーの前に立つパン。操られたみんなを思いながら攻撃するが、泣いてからが強いはずの力もはるかに及ばす、軽くあしらわれ叩きつけられてしまう。

間一髪、悟空とパンの危機をトランクスの一撃が回避させた。
「操られて生きる位なら死んだ方がましだ!」お父さんを彷彿とさせるセリフをはき、ベビーに挑むトランクス。なかなか格好良かったのだが、あっけなくベビーの足の下に・・・。
ベビーの身体がベジータのものと知って衝撃を受けるトランクス・・・・?あれ、そんな事カプセルコーポに帰った時、すでにベビーに乗っ取られてる父親に会っるから、あんなに驚かないんじゃないかしら? それから、衝撃の瞬間、ネガ色(?)になったのは、ちょっと色が変だったしあんまり効果的じゃなかった様な気がしましたが。

トランクスも蹴り飛ばされ、三度目の危機に悟飯と悟天が登場。フュージョンしようとするトランクスたちを止め、超4の自分をフルパワーにするしか勝ち目無いと、諭す悟空。(それはそうなんだけど、今もフュージョン出来るんだったら、一度見てみたかったなー、大人になったゴテンクス)

悟空にパワーを送ろうと集まるサイヤ人を、これ幸いと一掃しようとするベビー。しかし、そんなベビーの身体に変調が! なんとウーブが体内から攻撃をしかけてきたのだ。自分の技でやられる奴がいるか、とか言ってたが、やられたと思ってショックだったのよ、私は・・・。M2でのトランクスとギルの計略に次ぐ驚き(゚゚) ワザとチョコになったんだったら、その瞬間に「しめた!」って所を見せてくれたらよかったのに・・・ それとも私が気付かなかっただけ?

さて、そんなウーブも力尽きベビーの体外に吐き出された。体勢を整えたベビーは超ギャリック砲で、最後の攻撃をしかける。パンちゃんが死んだと思って嘆くサタンに、悟空の声が・・・ 上空にはパンを抱いた、フルパワーの悟空がいた!

「もはや“どの位凄過ぎのかも計りかねる位”僕らとはレベルが違い過ぎる」悟飯のセリフ“ ”の部分が笑えてしまったので、(笑いを取る場面じゃないのに)他の言い回しは無かったのかしら、と思いましたが、とにかく悟空は凄いらしい! 今度こそ、ベビーを倒せそうだが・・・。・ベジータはどうなるかしら・・・・。

みんなでパワーを送る時、パンちゃんが「おみそ」だったのが、ちょっと可哀想(^^;)

この頁の目次へ戻る


 悟空が敵を倒す時…>第39話 

1997/2/26 放送 「これで最後だ!ついにベビー消滅」

いよいよベビーとの決着がつく!
ベジータはどうなるんだ、とそれだけが気がかりな今回でしたが、心配したほどダメージは受けて無い様子ですね、心身共に・・・・。

フルパワーになった悟空は、ベビーの全力の攻撃をも吸収し、余裕のカメハメ波を放つ。パンたちがベジータの身を案じながら見守る中、倒れた大猿ベビーへの最後の一撃は、その尾を吹き飛ばして、ベジータへの寄生を不可能な状態へ追い込むのでした。我に返ったベジータの、悟空の笑みへの応答は、悟空の闘いへの最大の賛辞だと、私には思えました。

だだ、その闘いがいまひとつ・・・・。
Zの戦闘シーンは、やたら気だめの時間が長かったり、痛々しいほど攻撃を受け続けたり、見てるの辛い時もあったのですが、GTではわりとテンポ良く進行してて、いいなぁと思っていたんです。しかし、超4悟空vs大猿ベビーは何だか物足りなかったです。盛り上がりそうな雰囲気はあったのですが、結局ふたりはあんまり格闘してなかったというのか、本気でぶつかり合った感じが残らないのです。何故でしょう?

這々の体でツフル星を脱出したベビーに、追い打ちを掛ける悟空・・・・。今まで、逃げる敵にトドメを刺した事なんかあっただろうか?
だいたい、悟空はその手で敵を完全に殺した事など、殆どなかった。なのにベビーには何故あそこまでするのだろう。トランクスが言うように、そうしなければ「また多くの人が犠牲になる」からなのだろうか。これまでは、例え地球人が全滅しても「DBがあれば何とかなる」で済まされていた、一般人の犠牲に対する考えが、GTではちょっと違うからなのかな。それにしても、トドメを刺される時に悟空に一瞥もされずに消滅してしまうなんて、ベビーって敵としても哀れ。

ところで、今回、超4の悟空とベジータは、なかなかシャープなお顔立ちだと思ったのですが、他の皆さんはやけに幼い表情だったような気がします。デンデは逆に悪人顔でしたし(^^;)

予告編には、またビックリです!
次回はピッコロさんの登場ですね。やっぱり生きてたんですね。


追記その1(ある方へのコメントより)

確かに、あそこでベビーにトドメを刺す以外の結末というのは、考え難いですね。私にとっての悟空像だったらどうなのか、実はよく解らなくなってるのですが、あれが、GTの悟空像なのだろうとは思っています。

悟空が全力で闘っていたのは大猿ベビーであって、ベジータの身体を放棄した後のベビーとは、もはや力の差が歴然として、悟空にとってはそれこそ赤子の手を捻る様なもので、しかも相手は逃げ腰なのですから、余裕の撃退でした。この逃げる敵への圧倒的優位な攻撃って云うのが、ちょっと違和感あった訳なのです。

そして気になったのは、今まで敵を殺さない様にしてきた(されてきた)悟空が、敢えてベビーを殺したということです。

自ら生かす道を選んだ、マジュニア・ベジータ・良い子の魔人ブウは除くとして、古くは、桃白白やピッコロ大魔王も、悟空にとっては命がけの闘いだったので、決着の瞬間には殺すことも厭わない状況だったと思うのですが、結果的にサイボーグになったり、卵を産んだりで、完全に殺したという事実が回避されました。同じ様な状況で、ラディッツはトドメを刺したのピッコロだし、フリーザはサイボーグ化して生きてたし、セルを殺したのは悟飯だし、悪いブウもウーブとして生まれ変わって来たしで、悟空自身は結局誰も完全には殺してない様な結末になってました。(悟飯じいちゃんは例外かな。あと、レッドリボン軍のブラックは死んだかも(^^;)

ところがベビーは、太陽に落ちた事を何度か念押しされているので、たぶん死んだのでしょうね。(これが生きてたとなれば、話は別ですが(^^;)

確かに、悟空の敵としては、情けない奴に成り下がってしまったベビーですが、危険性を内包してる事に変わりありません。ですから、ベビーを葬ってしまう事に、大方の視聴者は同意するでしょうね。私も助けた方がいいとは思いませんし(^^;) そういった見る者の心情的後押しが得られるからこそ、悟空の行為も肯定される様に思います。それが、GTの悟空像なのかなぁと・・・・凄い的外れかも(^^;)

追記その2(ある方へのコメントより)

劇場版は未見のもあるし、結末をよく覚えて無いのもあるので、話題にしませんでしたが・・・・ たしかに敵を殺してますね。

悟空自身の手で完全に殺してないのは、ZまでのTV版というか、原作登場の敵ですね。そして、ラディッツやセルも含めたそれらの敵に対して、結果的に自分の手でトドメを刺していなくても、悟空にその意志があった事はたしかなんです。それにもかかわらず、殺したという事実が回避されてる事が、気になっていたのですが、悟空の意志で回避させたという描き方ではないので、この点で悟空像を探るのは、たしかに意味無いかもしれませんね。

また、作者が意図的に回避させたとしても、それは「展開上の問題」に過ぎないのかもしれませんね。ピッコロの卵は次の展開への布石ですし、桃白白やフリーザは天津飯やトランクスの強さを計る装置としても用いられてますものね。そして、彼らが生きてた事に、悟空はあまり頓着してないし、結果的に殺してなかった事のマイナス面も現れず、悟空が彼らに勝った事実を少しも傷つけるものではありませんでした。殺してなかった、に意味があるとしたら(勝敗=敵の生死)だけでは無いという事の方かもしれません。

劇場版でも、実は生きてた「クウラ」と「ブロリー」が登場してますが、どちらもより厄介な敵とし現れて来ました。それが、生きていても既に問題外の存在になっていたフリーザなどとは違い、悟空が殺してなかった事が禍してるとも言え、悟空に自ずと(勝利=敵の死)を求める結果になってる様に思うのです。

GTのベビーは、他人の身体利用したり、民衆を支配したりして、禍度が増してる分、より死を求められる敵キャラに成っています。そのあたり、悟空像と言うより敵キャラの性格付けが違っているのだと、考え直しました。

追記その3(ある方へのコメントより)

初めて地球に来た時のベジータの危険度は低くなかったですね。あそこでベジータを逃がさなかったとしても、私はそれなりに納得してたと思いますもの、当時なら。(ホントにベジファンか!>自分(^^;)でも、悟空は逃がした。悟空が自分の思いに賭けるなら、その思いを信じよう!そんな感じがたしかにありました。

そんな悟空のスタンスは、ずっと変わっていないはずですよね。

この頁の目次へ戻る


その2へ




 DRAGON BALL 資料館 TOPページへ