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鳥山明のドラゴンボール、ハリウッドで実写映画に

ドラゴンボール　日本一の売り上げを誇る人気漫画「ドラゴンボール」がハリウッドで実写版の映画シリーズ化されることになり、米メジャー製作会社の２０世紀フォックスが１２日、原作者の鳥山明さんから映画化権を獲得したことを日米で同時発表した。

　日本のアニメがハリウッドで実写映画になるのは初めてで、監督にはＳ・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、ジェームズ・キャメロンらトップクラスの名前が取りざたされている（配役も未定）。

　同社のジム・ジアナポリス会長は「素晴らしいキャラクターと独特の世界に満ちている」と絶賛。原作者の鳥山さんは「わたしの想像力をはるかに超えた新次元のドラゴンボールでたくさんの人々を楽しませてほしい」と期待を寄せている。

　原作はスーパーパワーをもつサイヤ人の悟空が悪の軍団から地球を守る物語。昭和５９年から平成７年まで「週刊少年ジャンプ」に連載され、コミック全４２巻は１億２６００万部売れている。アニメは日本（フジテレビ系）のみならず、世界各国で放映され、東映が映画化もした。ハリウッド版は早ければ２００４年に公開される。


サンケイスポーツＨＰ　2002/3/13 の 記事より